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iPhone SEの叩き売りは新規でもOK?! 

このところ、ガジェット熱に火が付き、iPhone12やらiPadやらPixel 6やら、apple watchやらと端末を買ったり売ったりと忙しないモモマルです。

最新の最先端機能を持つスマホもよいのですが、iPhone7から続くフォルムと指紋印象を備えたベーシックな機種が欲しいと思い、iPhone SEをいい条件で契約できないか探していました。

現在出回っている機種はデータ容量64GBのものが大半なんですが、やはり希望はウマ娘などの大容量ゲームをダウンロードしたり、写真をたくさん格納するのに便利な128GBです。

しかし、考えることはみんな同じで、だぶついているのは64GBの在庫ばかりです。

しかも、本体1円!のような叩き売りは他社のスマホ回線契約から乗り換えるMNP形式が前提で、店頭ポスターでもそういう風に書かれています。

 

最終的には、新規契約で大幅な割引を受けて契約することができました。

どういう流れで契約できたのかを話したいと思います。

 

 

■だぶつくiPhone SEの在庫

以前、当ブログでは、iPhone12 miniを契約した話を書きました。

docomoのiPhone 12 mini 叩き売りに手をだしてみた-2年で端末を返すという選択肢はアリ?!

 

 

iPhone SEはこの叩き売りモードの先鞭をつけるような形で、今年8月前後から本体一括1円(64GBに限る)で売り出されていました。

 

これは決してiPhone SEが不人気だから、というわけではありません。

むしろ、コロナにともなうマスク着用が習慣化された昨今、iPhone12シリーズや13シリーズが顔認証でロックを解除する仕組みなのに対して、指紋認証でロック解除できるタイプとして最新であることから、人気のある機種でもあります。

 

安売りされている背景としては、過去のiPhone7、8とカメラ部を含めて同じ形状であることから、下取りで引き取った機種を再利用しやすく、元売りのApple社としても利幅の大きく、製造台数がかなり多くだぶつきやすい機種である点が1つ。

もう一つは、日本固有の事情として、携帯キャリアが自社の回線契約でしか端末を使えないように制限をかけるSIMロックについて、2021年10月から原則禁止となった点です。

iPhoneSEはSIMロックをかけている最後のiPhoneの機種であり、SIMロック規制によりいずれ販売ができなくなるならば、処分してしまえ!という構図です。

 

■もはやMNPでなくてもOK?!

2021年の8月から安売りされ続けているiPhoneSEは2021年12月時点においても、元気に叩き売りされ続けています。

市場ではいったい、どれほどの在庫があったんでしょうか(笑)。

 

さすがにそろそろ弾切れか?!と思いながら、スマホ叩き売りのメッカともいえる秋葉原ヨドバシカメラを訪ねたところ、特定のキャリアに属さない“スマホアドバイザー”なる人に声をかけられ、iPhone SEが気になっている旨を伝えると、いろいろなアイデアを提示してくれました。

 

ただ、128GBの機種が欲しい、という制約は厳しく、全く在庫がないキャリアもある中で、ひねり出してくれたアイデアが、

auで有料オプション(月額800円相当)をつけて新規契約

というものです。

 

私が持っている回線がau系列だったため、MNPができず諦めていたところ、新規でMNPと同じ分の割引をしてくれるというのです。

 

この有料オプションは最低2か月は続ける必要がありましたが、驚きの条件だったので契約することにしました。

 

もはや携帯キャリアからすれば、とにかく在庫をさばきたい!という気持ちが強く、もはやMNPでなくてもいい、という状況なのでしょうか。

家電量販店のポスターで出ていなかったとしても、お店の人にダメ元で相談したほうがいい、という良い教訓になりました。

 

 

■驚きの初期費用も、ブラック入りへ

今回の契約により、au回線が増える形となりました。

本体金額はほとんど発生しなくても、新しい回線の費用が大きな負担になりますね。

 

最近では、大手キャリアが格安のサブブランドを持つ形になっていて、auもPovoとUQモバイルへは、MNP予約番号を取得せずに乗り換えができるようになっています。

 

Povoは、基本使用料が0円で、必要に応じて通信料を払うようなプランになっているため、いっそのこと、auからPovoに変更してしまえば、通信費を抑えられるのでは?という悪だくみが浮かびました。

 

そして、iPhone SEを契約したその月のうちに、au回線からPovoへと乗り入れをしようとしたところ、無事に成功しました。

 

11月の通信費の請求は契約事務手数料3000円のほか、通信プラン料金が734円となり、消費税を加えても4107円でした。

 

本体代金は約4千円、

有料オプションが800円×2で1600円、

合計すると約1万円という計算になります。

 

驚きの初期費用に歓喜したのもつかのま。

家族の携帯を自分名義で契約しようとしたところ、さらに驚きの事態に遭遇しました。

なんと、auの新規契約審査で落ちてしまったのです。

 

つまり、auからPovoへとすぐに乗り換えるような悪質なユーザーとして、ブラックリスト入りしてしまったようです。

 

お店の人に聞いたところ、

新規で契約してからau回線を3か月は維持しないとブラックリスト入りする可能性が高いです!

その月のうちにPovoに移るなんて無謀すぎます!

と(笑)。

 

家電量販店をにぎわせているスマホの叩き売り合戦に参戦する際はくれぐれもご注意ください。

 

では。

 

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